Zoomで楽器の音声を快適にするための設定と環境の説明

Zoomでギターやウクレレ、楽器の音を快適にやり取りするための設定について説明します。生徒さん以外でもZoomで楽器を扱いたい方も参照ください。

Zoomは会議向けに人間の音声のやり取りがしやすいように初期設定されています。そのため、楽器を鳴らすとZoomがその音を雑音と判断し消してしまう場合があります。同様の機能はOS(WindowsやMac)やZoom以外のソフトウェアにも備わっている場合があります。

大まかに説明

大まかにチェックする項目をあげると、

  1. Zoomの設定で「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」を有効にする。項目があれば「マイク音量を自動調整する」をオフにする。
  2. ヘッドフォンを使用する
  3. PC、OS、付属ソフトウェアの機能/設定でノイズキャンセリングなどの機能を無効にする

それぞれ、説明していきます。また会議など楽器を使わない場合は、元の設定に戻した方が快適な場合が多いはずですので、忘れずに

1,Zoomの設定で「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」を有効にする

設定は、パソコン用アプリ、スマホ/タブレット用アプリ、ブラウザ版で方法、状況が若干異なります。またZoomはアップデートや機能強化が頻繁(僕個人の感想)ですので、操作方法も今後変わるかも知れません(2025年2月12日時点)。

パソコン用アプリのZoom設定

「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」を有効、「マイク音量を自動調整する」を無効としましょう。

1-設定画面を開く

Zoomにいつも通りログイン、ミーティングに参加後、下記画面のように、1)画面左下の「オーディオ」ボタンの右の△ボタンを押し2)「オーディオ設定」を押します。

Zoomオーディオ設定を開く

2-設定画面

下記画像のように開いた設定画面で、1)「マイク音量を自動調整する」のチェックを外し、2)「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」を選択します。設定画面が小さく表示が見えない場合、右側のスクロールバーで画面表示を下げましょう。

Zoomオーディオ設定画面

更に下に3点、設定項目がありますが、環境によって任意で設定します。迷うようでしたら下記を参考に。

高忠実度音楽モード:とりあえずチェックを入れた方が良さそうです。

エコー除去:ヘッドフォン使用ならばオフ、未使用ならオン。

ステレオオーディオ:お互いのマイクがほぼモノラルなのでオフ。

設定が終わったら、右上3)バツボタンで画面を閉じます。

3-有効無効の確認、設定

Zoomのミーティング画面右上あたり(下記画像参照)の「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」という表示をオンになるようにクリックする。下記画面ですと「オフ」という表示ですので、1回クリックして「オン」にします。

Zoomオリジナルサウンド有効化

次回以降は、1,2の設定は保持されます。3の設定は毎回必要です。

スマホ、タブレット用アプリのZoom設定

1-設定画面を開く(ミーディング参加前)

Zoomアプリを起動後、ミーディング参加前に画面左上(下記画面参照)の1)歯車マークをタップします。開いた設定画面で2)「オーディオ」をタップします。

2-オリジナルサウンドを有効化する

開いた画面で「オリジナルサウンド」をタップして、1)下記画面と同様に右側にチェックが入るようします。2)左向き三角をタップし、アプリのトップ画面に戻ります。

3-有効無効の確認、設定(ミーディング参加後)

ミーディングに参加後、オリジナルサウンドの設定を有効にします。画面下のメニューボタンを右へスライドし、「詳細」ボタンをタップします。

4-オリジナルサウンドを有効化する

開いた画面で「オリジナルサウンドを有効化する」をタップします。

次回以降は、1,2の設定は保持されます。3,4の設定は毎回必要です。

ブラウザ版でZoomを利用する場合

Google Chrom、Microsoft Edge、SafariなどのWebブラウザを使用する場合、該当する設定項目が無く、「楽器の音を消さないように」設定する事は不可能のようです(やり方をご存知の方いたら教えていただけるとありがたいです)。

後述するようにヘッドフォンをまずは使ってみて、効果が無ければPC/スマホのアプリケーションを使うようにしましょう。

2,ヘッドフォンを使用する

Zoomでは相手の音を聴き、自分の音を聴かせます。スピーカーから出る音をマイクが拾うと音が回ってしまうため、これを防ぐ機能もZoomに備わっています(エコー除去機能)。ヘッドフォンを使えば聴こえる音をマイクが拾ってしまう事はありません。エコー除去機能も元々の音を加工する機能のため、オフにした方が良い音でやり取りできる場合がありますので、ヘッドフォンを使って、エコー除去機能をオフにしましょう。

またパソコンやスマホに備え付けのスピーカーよりも、たいていのヘッドフォンの方が良い音で音声を聴けると思います。ケーブルが邪魔になり楽器が弾きにくいというデメリットもありますが、延長ケーブルを使用するなど対処して、できるだけヘッドフォンを使用しましょう。より良い音で楽器をやり取り出来れば、細かいニュアンスの確認もしやすくなり、上達も早いでしょう。

3,PC、OS、付属ソフトウェアの設定でノイズキャンセリングなどの機能を無効にする

複数メーカーのPCやサウンドボード、OSの機能を網羅できませんので、「自分のPC型番」「自分のマイクの型番」「ノイズキャンセリング機能」「AIノイズキャンセリング」などで検索するか、説明書などを参照ください。

こちらで見つけた参照先を紹介しておきます。

FMVサポート Q&A – AIノイズキャンセリングについて教えてください 富士通パソコン

dynabook(ダイナブック公式)「AIノイズキャンセラー」

VAIO 電子マニュアル | ソニー ノイズキャンセリング機能を使う | VGN-P シリーズ |

4,その他

インターネットへの接続環境、PCスペック

昨今はあまり気にする必要は無いと思いますが、当たり前のように回線速度はより速い方が良く、PCスペックも。回線速度が遅かったり、PCのスペック(古かったり)によっては、遅延が発生する場合があります。特に無線LANで接続している場合、アクセスポイントから遠いなど電波状況が良好かの確認は必要と思います。

あると良いもの

必須では全くありません。高音質をうたうマイク、安価でもよいのでオーディオインターフェースなどがあると更に良い音を相手に伝える事ができます。オンラインレッスンの生徒さんの立場では、先生に高音質で演奏を聴かせることが出来ます。これは上手に聴かせるというよりも、どのように演奏しているかをより分かってもらう事が出来るようになります。その上でより最適な指導をしてもらう事で出来るようになり、上達にもつながるでしょう。

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以上です。

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