横尾真人フラメンコギターNo.30 購入しました。

フラメンコギターを新規購入しました!横尾真人フラメンコギターNo.30です。

江古田教室では基本的に常時置いておくようにします。レッスン時に生徒さんへも貸出ししますので、是非弾いてみてください。武蔵小山教室へも不定期に持って行くと思いますが、弾きたいと要望いただければ、なるべくレッスンにあわせて持って行きます。
オンランレッスンでは、実際に触れませんが、こちらで弾いた音で他のギターとの違いを確認してみてください!

今日はそのギターのレビュー、紹介をしようと思います。

まずは演奏動画で実際の音

新ギターを弾いている動画をアップしました。生の音は伝わりませんが、低音の感じや、カラットした感じは何となく伝わるのでは、と思います。説明など不要、まずは音が聴きたいという参考に。

Youtube動画

下記曲を弾きがなしている曲をつなげて動画編集してます。

Farruca
アルハンブラの想い出
Tango
いとしのエリー
comorevi de bunco no mori
Colombiana
Caracoles

「アルハンブラの想い出」は普通4連で弾きますが、手前にフラメンコの5連のトレモロを弾いたせいか、そのまま5連で弾いてしまってます。。。 なんか変だなぁと思いながら、がんばって弾いてます。笑

どんなギターか。仕様/スペック

確認したスペックというか、仕様です。

表板:松単板
裏板:シープレス単板
弦長:650mm
塗装:カシュー

弦高は12フレットの6弦側で2.8mm位。

中古ギターですので、傷や打痕はありますが、音や演奏性には影響無しです。

購入時の弦は不明ですが、SAVAREZのTOMATITO弦(ノーマルテンション)に張り替えました。上記の動画は張り替え当日です。

カシュー塗装について。このような塗装の名前すら知りませんでしたが、一見ポリッシュ塗装のように見えます。ネットで調べると、「見た目はポリッシュとは全然違う」というような記事がありましたが、僕の目からは判別つきませんでした。。。
丈夫という事でもあるようです。

同じNo30というフラメンコギターでも、塗装の仕様が違うもの(ラッカーだったり)が出回っている様子もあるので、僕の手元にあるものも、何か違うのでしょうかね。

横尾真人フラメンコギターNo.30

音質

塗装やらの仕様も大切ですが、やはり大事なのは音質ですね。あくまでも僕の主観で書きます。

第一印象は低音、特に6弦がすごく鳴ります。高音弦側(1,2,3弦)も低音成分を含んで良い感じです。しかし、高音弦のサスティーンというか、伸びがいまいちかなぁと思っていたのですが。弦を張り替えて2,3日経ちチューニングもまぁ安定してくると、1,2,3弦の伸びも良くきたようです。

全体としては、フラメンコらしいバリバリとした感じが、僕が所有する他の2本のフラメンコギター(コンデエルマノスの白黒)よりも、らしい?音がする?という印象です。曖昧ですみません。

補足すると、ビビるわけでは無いが、クラシックギターと違って、良い意味で歪んでいるという感じです。余計分からないですかね。。

2014年の作で、中古で購入したものでありますが、まだちょっと新品ぽい感じもします。カラっとしてますが枯れた感じがあまり無い、というか。これから自分で弾きこんで行きたいと思います。

良い点ばかり書きましたが、悪い点も。

弦高が低いという事もありますが、カポをして、強く弾くと気になるくらい弦がビビる箇所があります。「ビリビリ」とか「バリバリ」では無くて、「ガキンガキン」という感じに。
丁寧に弾ければ、ビビったりしなそうですので、これは腕前の問題でもありますね。良い音で鳴らす練習にもなるかも、とポジティブにとらえる事にします。

弾き心地

弦高は自分の持っているフラメンコギターの中では一番低くセットされています。弦長(スケール)は650mmで、僕が持っている他2本より短いです。

ネックの形状はちょっと厚さが薄目で平べったい感じですが、特に違和感ありません。

今までのギターよりも弦高低く、弦長短く、左手には優しく、弾きやすく感じます。

総評。と日本人はフラメンコギターを作れない?

音色、弾き心地など、このギター、(僕が買った)値段の割にはかなり良いと思っています(2021年06月07時点)。
僕が買った値段は内緒ですが、楽器屋さんで新品で売っている値段で入手したとしても、良いと感じられるのではないかと思います。

これがちゃんとしたフラメンコギターです、と言えるものなのかは分かりませんが、フラメンコの音楽が好きな僕が弾いて、心地よくなる良いギターと感じます。

実際に同じ仕様のギターを買おうか迷っている方がいるのであれば、「全然悪くないと思うので、お店に行って試奏してみると良い」とすすめます。個体差などもあると考えると、通販で買うのは怖いので、現物を見て、触って買うのが良いですよね。

日本人はフラメンコギターを作れない という話

このギターは、日本人のクラシックギター制作家が作ったものですが。。。

「日本人のクラシックギター制作家は、フラメンコギターを作る事はできない」という話(意見?)を多方面から聞いた事があります。クラシックギター屋さん、フラメンコギターを演奏する年配の日本人、スペイン人のフラメンコアーティストは元より、とある日本人のクラシックギター制作家の方本人からも、我々には作れないと言っている方がいました。

「日本人の制作家はクラシック音楽は理解していても、フラメンコの事は分かっていない」という事がその理由だとも同時に聞かされてきました。

クラシック音楽も良く聴き、フラメンコも良く聴き、ギターも作れちゃう、という方が日本の地ではなかなか出にくい環境であると思うので、その通りかなぁと思ってました。

※もちろん「日本人の作ったフラメンコギターを気に入っている」という方にも会ったことがあります。

そんな思い込みは間違い?

このギターを触ってみて、これまで聞いてきた過去の話と、それに同意していた自分の思い込みを、払拭するものにもなったかなぁと思います。
たまたま中古で良い値段だったので購入してみましたが、思った以上の買物になりました。

日本人でもフラメンコギターを作れる、という事を僕が言えるものではありませんが、単純にこれは良いギターだなあとハッキリ思います。個人的な感想で繰り返しになりますが、フラメンコを弾いて心地良いです。

最後に 。色々とギターに触れる機会を作りましょう

せっかく良いギターを手に入れましたので、生徒さんにも触れていただきたいです。自身でギターを購入する際の参考にもなるからです。ギターを弾き比べてみると、結構音色や弾き心地など違うもので、「どっちが良いかなぁ」などと考えながら弾くと、自分の好みが分かってくると思います。

オンラインレッスンの方々は実際に触れませんが、こちらでギターを弾き替えて音の違いなど体験してもらう機会を作ろうと思ってます。オーディオインターフェースやマイクはそこそこ良いものを使ってますので、オンラインでもそこそこ良い音をお伝えできると思います。

では、レッスンで新しいギターに会うのをお楽しみに!

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