フラメンコの「ソロコンパス」をamazon music unlimitedで。

「ソロコンパス」(Sólo Compás)という、フラメンコのリズムを中心に収録した音源をamazon music unlimitedで聴くと良いのでは、という話です。

まずは前置き(読み飛ばしても良いです)

最近「amazon music unlimited」を使いはじめてみました。3か月無料という事で。
使ってみて、無料期間が終わっても継続しようと思ってます。

こんなレアな曲も聴けるのか、というのもあれば、これは聴けないのか、というのもちらほら。

最初はこんな聴き方をしていました。

・過去にカセットテープ、アナログレコード、MDで所有し聴いていたが、今は聴けないもの。
例えば、はっぴいえんどの「はっぴいえんど」、たぶんカセットテープで良く聴いていた。●十年振りに聴きました。自分が生まれる前に作られたアルバムとは。。名盤です。

・聴きたいなと思ってたが、買わず、聴けずだったもの。
戦前戦後のブルースもの。blind willie johnsonやskip jamesなんかが想像してたより好きです。
skipjamesは結構ダークでヘヴィです。アコギの弾き語りですが。

・ライブは生で見た、聴いたが、音源を聴いたこと無かったもの。
例えば、Church of misery、曲というかリフが好きでライブも楽しみにしてたものです。音源を家で聴くのは初めてですが、想像通りかっこよい。

そして本題のフラメンコは

お、フラメンコはアマゾンミュージックで聴いていなかったと、どんなものかと検索してみると、結構出てきました。
「flamenco」と検索すると、「ジプシー・キングス(Gipsy Kings)」とか、「ケタマ(KETAMA)」など「ちょっと違いますが」というものも出てきますが、嫌いでは無いので、良いです。

「flamenco」と検索後に「サビーカス(SABICAS)」が結構上位に出てくるので、これをクリックして聴いたのち、関連やおすすめにワサワサと良さげなものがたくさん出てきます。フラメンコギタリストが多いですが、名前も知らない人をクリックして、「おー、かっこいい」と思ったり、「こんなの薦めないでくれ(フラメンコではない)!」と思ったり。時間は過ぎていきます。聴ききれません。

そして、更に本題です。

以前フラメンゴギターの仲間が以前「サブスクリプションサービスで「ソロコンパス」聴けてびっくりした」と言ってたのを思い出しました。

「solo compas」と検索すると、わんさか出てきました!こんなにたくさん作られてるのか、という位。
これはびっくりします。

「ソロコンパス」(Sólo Compás)は作品としてのフラメンコ音楽が録音されているものではなく、フラメンコの曲種ごとにリズムやギター、歌などが一枚のCDに収録されたものです。だいたい1枚のCDに1曲種、という感じで。

フラメンコをやる人の練習用音源という目的で作られているもので、曲単位で言うとひたすらメトロノーム的なリズムのみの演奏が同じテンポ(bpm)で流れ続けたり、1曲をパーツ(イントロとかファルセータ、エンディング、etc)ごとに分けて収録したり。

メトロノームの機械のような音が流れるわけでは無く、パルマ(人間の手拍子)やカホンで演奏した音でリズムが収録されているので、ピコピコ音のメトロノームよりも気分は上々で練習できます。

ただ、機械では無いので、永遠に同じテンポを繰り返して欲しいと思っても、曲の終了とともに次の曲(だいたい早いテンポ)に進んでしまうので、思わぬ被害も発生します。

「ソロコンパス」(Sólo Compás)で練習しようと思ったら個別にCDを買う、というのが基本という時代は終わり、月々いくらか払うと使い放題、という時代が来ていたのですね。

ネットにつながっていないと使えない、データ容量の制限が気になる、というデメリットはあるものの、これらの問題は無い/対応できるという人はとても良い時代になったと思います。もちろん聴けるのは「ソロコンパス」(Sólo Compás)やflamencoだけでは無いので、音楽を聴くのが好きな人にはサブスクリプションサービスというのは良いものと思います。

CDやレコードをレンタルして気に入ったけど、カセットテープを買うお金が無くて数回聴いたのみで返却し、その後聴けない日々を過ごしていた事なども若い頃ありました。今はこんな若者きっといないのだなぁと。

「ソロコンパス」(Sólo Compás)は踊り手向けに作られたと聞いたことがありますが、ギターや歌い手にも良いと思います。amazon music unlimited(他のサブスクリプションサービスは分かりません)で聴けますので、生徒さんで知らない人がいたら、是非使う、聴くと良いと思います。

以上です。

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